動詞につく副詞の並べ方②

1.「時」を示す副詞

・・・always, generally, usually, often, seldom, rarely, never、etc



2.「時」が一般動詞につくとき

動詞の前におく

例: He often tells lies. (彼はよく嘘をつく)



3.「時」がbe動詞につくとき

動詞の後におく

例: She is always cheerful. (彼女はいつも朗らかだ)



※’ always 'を前に置くと' am ' にstressが置かれ、意味が強まることに注意

Cf.  I álways ám wrong (どうせいつだって私がわるいんですよ)



※後ろに置いて意味を強めることも

例: He was very careful of himself always. (身体にはしょっちゅうとても気をつけていました)




4.助動詞がついていればその後におく

例: I shall never give up hope. (決して希望をすてません) 

例: My love for you will never change.(あなたへの私の愛は決して変わることはないでしょう) 



※“néver cán”の順にして、[強弱強]にすると“can”の意味がぐっと強まる

Cf.  You never can tell. (そりゃわかったもんじゃない)



5.「様態」「場所」「時」が同時につくとき

「時」を示すものを最後にする

「様態」「場所」については動詞によって変わる




6.「往復」を意味する動詞 (come, go, arrive, etc.) のとき

場所様態」という順番

例: He's gone | to the bank | by taxi. (彼はタクシーで銀行に行きました)

例: I come | home | between three and four. (私は3時と4時の間にうちにもどります) 

例: He arrived | home | safely | yesterday morning.(彼は昨日の朝無事に帰宅しました) 



※別な場合との「対照」などのためその部分を強調したいとき、その部分をさきに言うことがある

例: On Wednesday | I come | home | early, a little after six o'clock. (水曜日は帰りが早く、6時ちょっとすぎには帰宅します) 



7.その他の動詞のとき

様態場所」という順番

例: She slept | soundly | in the hammock | for two solid hours. (まるまる2時間彼女はハンモックでぐっすり眠った) 

※ただ、口調の関係などで順序は変更されることが多く、一律には言えない




ひと休み、ひと休み



▶演習問題(英訳せよ)

(1)彼がうちにいることはめったにない
(2)父は来月の末までロンドンにおりましよう。
(3)冬にはたいていの鳥がもっと暖かい地方に移って行きます。
(4)彼は1713年に、ロンドンのある安下宿で、友もなくひとりぼっちの70ぐらいのうらぶれた老人となって世を去った。



▶答え

(1)He is seldom at home. 
(2)Father will stay | in London | till the end of next month.
(3)Most birds migrate | to warmer countries | in the winter.
(4)He died | a poor old man of about seventy, friendless and alone, | in a cheap lodging house in London, | in the year 1713.



おつかれさまでした