完全自動詞の文

1.完全自動詞とは

目的語も補語もいらない動詞のこと

例: This knife cuts well.(このナイフはよく切れる)



2.完全自動詞を使って文をつくるとき

主語動詞をつけるだけ

例: Who else is coming?(ほかに誰が来ますか)




3.必要な副詞(句)は添加するだけ

例: Opportunity knocks at everyman's door.(機会はすべての人の戸口に訪れる)



4.beも「…にいる/ある」という意味の場合は、完全自動詞である

例: God is always with us.(神は常にわれわれについていて下さる)



5.受動動詞(「〜される」というpassive(受け身)の意味を持つ動詞)のとき

「もの」を主語にして、完全自動詞で用いる

例: Such books will sell rapidly.(そのような本はとぶように売れるでしょう)

※Progressive Form(進行形)が用いられる場合もある

例: The house is building.(その家は目下建築中です)



6.主語とセットになっている完全自動詞

Where does this road lead?(この道を行くとどこにでますか)
Accidents will happen.(あやまちは起こるもの)
Day broke.(夜が明けた)
The wound smarted.(傷がずきずき傷んだ)
Does this steamer call at Shanghai?(この船は上海に寄港しますか)




ひと休み、ひと休み




▶演習問題(英訳せよ)

(1)明日で雨はまる一週間降り続いたことになる。
(2)一体全体、やつはどこにいるのだろう。
(3)あなたの切符は秋田経由青森行となっていますよ。
(4)君は酒を飲み過ぎる



▶答え

(1)It will have been raining a whole week tomorrow.
(2)What in the world can he be?
(3)Your ticket reads to Aomori via Akita.
(4)You drink far too much.



おつかれさまでした